小樽石蔵シンポジウムを9月16日(土)に開催します。
小樽に現存する歴史的建造物853棟のうち石蔵は354棟あり、約41%を占めています。
所有者の高齢化や建物の老朽化により解体速度は加速されつつあります。
このまま放置していると小樽の大事な文化的資源が消滅してしまうのではないかと危惧しております。
小樽の石蔵は、世界の建築様式の中でも軟石を使用した木骨石造であり
密集度が高いことを考えれば、十分に世界に誇り得るものです。
このような石蔵を可能な限り保存するために
有効な活用を探り、所有者、活用者、
そして関係機関が積極的に保存活用を推進する体制が必要と考えています。
2017年9月16日(土)にシンポジウムを開催して、
まずは石蔵について知って、考えて行きたいと思います。